iPhoneのスクリーンタイム休止時間の制限が無効になるのはなぜ?
iPhoneで設定した使用時間制限がなぜか効かないことがありますが、その理由は何なのでしょうか?例えば、深夜0時から朝6時まで使用を制限していても、その間にデバイスが使えてしまう場合があります。
使用時間の設定変更以外にも、パスコードを設定していれば、通常は
設定 > 一般 > 日付と時刻 > 自動設定
をオンにして日時を変更できなくすることができます。この問題は、使用時間制限の不具合や設定ミスによるものかもしれません。対策としては以下が考えられます。
- デバイスを再起動する。
- 常に許可されているアプリを確認する。
- 使用時間制限に関する問題がないかチェックする。
- パスワードを設定し直す。
- 日付と時刻の設定を自動にする。
- 最新のソフトウェアにアップデートする。
- 使用時間制限をいったん無効にしてから再設定する。
- ファミリー共有が設定されている場合は、一度削除してから再設定する。使用していない場合は次の手順に進む。
- Apple IDからログアウトして再ログインする。
- デバイスの設定をリセットする。
「時間延長の許可を求める」から「制限を無視」への変更に注意
iOSのアップデートにより、「時間延長の許可を求める」が「制限を無視」に変わりました。この機能を利用すると、使用時間制限があってもそれを無視してデバイスを使えるようになります。
この機能を無効にするためには、
「app使用時間の制限」メニュー > 「任意のapp/カテゴリ」>「使用制限終了時にブロック」をオン
【iPhone】スクリーンタイム休止時間を設定する方法
使用時間制限を有効に活用するための手順をご紹介します。
休止時間中のアプリ使用を制限する設定
まず、「設定」>「使用時間制限」>「休止時間」へ進み、休止時間中にアプリが使用できないように設定されているか確認しましょう。
休止時間の解除パスワードを変更
次に、「設定」>「使用時間制限」>「パスコード」で、休止時間の解除に使用するパスワードを変更します。
保護者のデバイスを安全に管理する
また、「設定」>「画面表示と明るさ」>「スリープ」で、デバイスの自動ロック時間を短く設定して、安全を確保しましょう。
【iPhone】スクリーンタイム休止時間中にアクセス可能なケースとその対策
iPhoneに設定した使用時間制限にもかかわらず、デバイスが使用可能な状態になる主な原因は以下の三つです。
パスワードの漏洩
使用時間制限を解除するパスワードが他人に知られてしまうと、その人は制限を無効にし、アプリを自由に使うことができます。
保護者のデバイスによる制限解除
使用時間制限を解除する権限が保護者のデバイスに設定されている場合、子供がそのデバイスを使って制限を解除し、アプリを使うことがあります。
日時設定の変更
例えば、使用時間を一日二時間に制限している場合、子供が2時間使った後に「設定」>「一般」>「日付と時刻」より日付を変更し、翌日の使用時間を先取りすることがあります。
これらの問題への対処法は以下の通りです:
「設定」>「スクリーンタイム」>「コンテンツとプライバシーの制限」>「コンテンツ制限」に進み、ここで特定のアプリへのアクセスを制限します。
例えば「appを許可しない」を選択すると、LINEやゲームなど特定のアプリが使用できなくなり、デフォルトのアプリのみが利用可能になります。
適切な制限を設定することで、子供のデバイス使用を効果的に管理できます。この設定をしてもデータは消えませんので、安心してください。