今回は、京都に1軒しかない帆布鞄の老舗
”一澤信三郎帆布” についてです。
店舗の場所は京都のどこにあるのでしょう?
カバンの価格や評判は?
通販サイトなどで購入できるのでしょうか?
気になる話題についてご紹介していきます。
一澤信三郎帆布の店舗の場所は?
一澤信三郎帆布のお店の場所は以下の通りです。
株式會社一澤信三郎帆布(いちざわしんさぶろうはんぷ)
所在地:京都府京都市東山区東大路通古問前北高畑町602
八坂神社、知恩院を目指し、東大路通りに面した「布包」の暖簾とカバンが展示されたガラスのショーウィンドウが目印です。
建物は鉄筋コンクリートの打ちっ放し仕上げとなっていたり、昔ながらの屋根瓦や木枠の窓も違和感なくとりいれられていたりして、凄くおしゃれな感じなのです。
お店への行き方については、公式HPに超詳しく丁寧に書かれていますので、是非ご参照くださいませ。
→ 公式HP
一澤信三郎帆布の略歴について
一澤信三郎帆布は創業1905年。
実に100年以上も暖簾を守り続けてきた老舗です。創業時は、「一澤帆布」というブランドでした。
最初は、牛乳瓶や酒瓶、氷など重い物を運ぶための道具入れを提供していたのだそうです。当時、「カバン」は画期的なものだったんですね。
しかし、三代目社長が亡くなった際、家業を引き継ぐはずの四代目の信三郎さんが解任されるという相続トラブルが発生しました。
信三郎さんは、ほぼ全職人と従業員を連れて独立し、新たに「信三郎帆布」を立ち上げたのです。
それまでにはなかった柄物をとりいれるなど、当時としては斬新なデザインで新たなブランドを確立していったわけです。
ちなみに、ロゴマークをみて疑問を感じられた方もいらっしゃると思います。
カバンは漢字で「鞄」と書きますが、こちらのロゴでは布で包むという世には存在しない漢字が使われています。
カバンの価格や評判について
気になるカバンの価格についてですが、1つ1つ手作りということでかなりお高いだろうなぁと想像していましたが…
高そうなものでも、概ね3万円ほど。
安いものであれば約1万円で買える商品も多いので、かなりお値打ちかと思います。
口コミや評判については、以下のサイトをご参照ください。デザインのこだわりやきめ細やかな店員のサービスも含めて好評のようですね。
通販で購入できるの?
ところで、店舗は京都に1店舗しかありませんので、京都周辺に住んでいない人はどうやってカバンを買えるのでしょうか?
安心してください。
現在、公式サイトから商品を注文することができます。人気があるので、注文後1ヶ月前後お待ちいただく場合もあるようです。職人さんが1つ1つ丁寧に手作業で作っているので、時間がかかるんですね。
ご興味のある方は、是非以下の公式サイトリンクから商品を確認してみて下さい。
→ 公式サイト
さいごに
今回は、京都で1軒しかない老舗の布カバン店「一澤信三郎帆布」について書いてきました。
余談ですが、お店入り口の暖簾に書いてある「布包(カバン)」は永六輔さんの書なんだそうです。
素材やデザインの隅々までこだわり抜いたカバン。
今では地元の方だけでなく、日本全国、なぜか外国人もはるばる押しかけるほどまで口コミで評判が広まっているのだそうです。
世界にたった1店舗しかないカバン屋さんですので、京都に訪問する機会があれば是非寄ってみてはいかがでしょうか。