今回の記事では、降水量1mmをテーマに以下の内容などについて解説していきます。
- 降水量1mmの雨はどれくらいの量を表すのか?
- 積雪では何センチ?
- ゴルフやディズニーへの影響は?
降水量1mmはどれくらい?
降水量とは、降った雨が流れずに地面に溜まった水の量を意味します。天気予報で使われるのは「1時間あたりの降水量(mm/h)」のことです。
つまり、1mmの降水量とは、1時間で容器に溜まる水が1mmの高さになる量。
この測定には転倒ます型雨量計が使われ、直径20cmの受水器で雨量を計る装置です。気象庁での測定は0.5mm刻みで行われます。
降水量のデータは、全国に約1,300箇所あるアメダスで集められており、気温や風速などの情報も同時に測られています
【降水量1mm】積雪は何センチ?
雪が降る際には「降水量」と「積雪量」がどの程度になるのかが重要です。外気温が0℃の場合、降水量1mmはおおよそ積雪1cmとなります。
地域によって雪の性質は異なり、北海道のように雪がサラサラしている場所では、降水量1mmでも約2cmの積雪があることもあります。気温がさらに低い場合は、積雪量が増加する傾向にあります。
雪の重さや気温の変化によっても積雪量は変動します。例えば、降水量1mmの雪が3時間降り続けたとしても、必ずしも3cm積もるわけではありません。
日中は温度が高く積もりにくいですが、夜間など気温が低下すると積雪が増えやすくなります。
雪の降水量は、「転倒ます型雨量計」を使用して雪を溶かし、その水分量を測定しています。積雪量は、積もった雪の厚さをレーザーで直接測定します。
【降水量1mm】傘は必要か?
天気予報で降水量1mmだったら、傘を持っていくことをおすすめします。朝から雨が降っていなかったら折りたたみ傘を準備しておきましょう。
降水量1mmでも短い距離であれば傘なしで済むかもしれませんが、前述のとおり1mm以上2.0mm未満の雨が降る可能性があります。
降水量2mmに近づいていくと、体感としてもしっかりと雨を感じる程度になるので傘が必要です。
降水量1mmの影響
降水量1mmの場合、ゴルフや登山、キャンプ、ディズニーなど屋外へ外出する際の留意点についてみていきましょう。
【降水量1mm】ゴルフ
降水量が1mmの場合でも、ゴルフは楽しむことができます。この程度の雨であれば、雨具なしで快適にプレイ可能です。
雨がボールの動きに多少影響を及ぼすことはありますが、ゲームに大きな支障はありません。ただし、降水量が2mmを超える場合は、快適なプレイのために傘を用意しておくと良いでしょう。
【降水量1mm】登山やキャンプ
降水量1mmが予報されている日に登山やキャンプを計画しているなら、初心者は特に注意が必要です。
山の天気は予想外に変わりやすく、突然の激しい雨に変わることもあります。さらに、1mmの雨でも視界が悪くなったり、地面が滑りやすくなったりするので安全には十分注意しましょう。
それでも、雨に濡れることでしか見られない自然の美しさを楽しむことができます。雨音や雨に濡れた自然、霧に覆われた幻想的な風景など、雨ならではの魅力を堪能することもできます。
しかし、雨天時は晴れの日に比べてリスクも高まるので、経験豊富な人と一緒に行ったり、以前訪れたことがある安全な場所を選んだりするなど、慎重に計画を立ててください。
【降水量1mm】ディズニーリゾート
ディズニーリゾートは降水量1mmの雨が降っても十分に楽しめます。屋外アトラクションや屋外販売が中止になることもありますが、屋内のアトラクションやレストランは普段通り楽しめるからです。
さらに、雨の日は人出が少なくなり、アトラクションの待ち時間が短くなることも多いです。
また、東京ディズニーラランドでは雨天限定の特別パレード「ナイトフォール・グロウ」を見るチャンスもあります。悪天候で中止になることもありますが、1mmの降水量では比較的開催されやすいです。
雨の日専用のフォトフレームが用意されるなど、雨天でもディズニーマジックを全身で感じられるような工夫がされています。雨具や防寒対策をしっかりして、雨の日でもディズニーリゾートを存分に楽しみましょう。
【降水量1mm】運動会
運動会は年間を通じての大イベントですが、実際に降水量1mmで運動会が開催されるかは、雨の量よりもグラウンドの状態によって決まります。
前日に雨が降り続け、グラウンドが泥だらけになってしまった場合は、運動会を実施するのが難しいかもしれません。
しかし、運動会の当日に1mm程度の雨が降った場合、学校によっては短縮版のプログラムを実行し、イベントを無事終了させることもあります。
ただし、グラウンドがひどく悪化したり、強風が吹いたりすると、参加者の安全を考えて中断することも考えられます。
運動会の開催は、雨の量だけでなくグラウンドの条件、これからの天気予報、代替日の有無など、さまざまな要素を考慮して決定されます。外出時は動きやすいレインコートがおすすめです。
まとめ
降水量1mmとは、1時間に1mmの雨が降ることを示し、様々なアウトドア活動やイベントに影響を及ぼす可能性があります。
天候が悪化するリスクもあるため、傘の準備は推奨されます。ディズニーランドを含むさまざまなアクティビティは雨や雪の中でも楽しむことができますが、安全に配慮しながら適切な準備をすることが重要です。
天気に左右されず、雨や雪の日でも楽しめるように工夫しましょう。ただし、雨や雪は体温を奪ったり、滑りやすくしたりするため、過信せず適切な対策をとることが大切です。