家のさまざまな場所で活躍するウマタロクリーナーは、日々の生活には欠かせないアイテムです。
キッチンからお風呂、トイレと、この1本でさまざまな場所を掃除できるのは本当に便利ですが、「使えない」という否定的な意見もあります。
この記事では、このクリーナーに関する否定的な意見を3つ、詳しく紹介します。ただし、このクリーナーにはたくさんの利点もあります。
その利点と欠点、そして使い方を合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ウマタロクリーナーの3つの否定的な意見
ウマタロクリーナーはスプレータイプで、手軽に使えるのが特長です。しかし、「もう使わない」「必要ない」という声も存在します。
否定的な意見の主な3つの点は以下のとおりです。
・しつこい汚れにはあまり効かない
・価格がやや高めで、内容量が少ない
・床掃除の後に水で拭かないとベタベタする
これらの否定的な意見について一つずつ解説していきます。
しつこい汚れにはあまり効かない
このクリーナーに関する否定的な意見の1つ目は、「しつこい汚れにはあまり効かない」ということです。
一般的には、このクリーナーは多くの汚れに効果的とされています。公式サイトでは、油汚れや水垢、石けんカスを落とせると紹介されています。
しかし、どんな汚れも完璧に取り除くわけではありません。汚れの種類や程度、素材によって効果は異なります。
ウマタロクリーナーは中性洗剤で、酸性やアルカリ性の洗剤に比べると洗浄力が劣る場合もあります。特に、長期間放置された汚れは効果が薄いことがあります。
放置された汚れは特に落としにくいため、「年末の大掃除で一気に!」と考えている方には適していないかもしれません。
価格が高めで使用量が多い
ウマタロクリーナーへの批判のうち2つ目は「価格が高めで使用量が多い」という点です。
店舗によって異なりますが、一般的にこのクリーナーの価格は500円で400ml、詰め替え用は300円で350mlほどです。
他の洗剤と比べて特別に高いわけではないのですが、家全体をこの1本で掃除しようとすると、意外と早く使い切ってしまうことがあります。
特に、しつこい汚れに対して多く使うと、さらに早く減ってしまいます。しつこい汚れを落とす際は、少ない量で効果的に使う方法が推奨されます。
床掃除でのベタベタ感
ウマタロクリーナーに関する批判の3つ目は「床掃除をしてもベタベタする」という点です。
公式情報ではこのクリーナーは二度拭きが不要とされていますが、実際に使った後に水拭きをしないとベタベタするという声もあります。
床の汚れをきれいに落とせるのは便利ですが、その後の水拭きの手間は少々面倒です。水で薄めて使うことでベタベタを減らす方法もありますが、それでも追加の手間がかかります。
ウマタロクリーナーのメリット&デメリット
ウマタロクリーナーは批判的な意見もありますがメリットも多く存在します。
ウマタロクリーナーのメリット
・多様な場所に使用可能
・中性洗剤の中では優れた洗浄力
・肌や環境に優しい成分を使用
ウマタロクリーナーは中性洗剤で、酸性やアルカリ性の洗剤を使用できない素材にも適しています。通常、中性洗剤は洗浄力が弱いとされていますが、このクリーナーは中性の範囲で高い洗浄力を持っています。
さらに、アミノ酸系の洗浄成分を含んでおり、人体にも環境にも優しい設計です。
ウマタロクリーナーのデメリット
・使用できないアイテムが存在する
・頑固な汚れには効果が限定的
・価格が少々高めで使用量も多め
・床掃除の際には追加作業が必要
「使わなくなった」という声には、これらのデメリットが影響しています。
特に注意が必要なのは、「使用できないアイテムが存在する」という点です。例えば、水拭きに適さない床や液晶画面などには使えません。
デメリットがあるにも関わらず、このクリーナーのメリットを理解し、適切に使うことが重要です。
ウマタロクリーナーの効果的な使い方
ウマタロクリーナーはその便利さから多くの家庭で愛用されていますが、中には使うのをやめたという声もあります。
通常の汚れには「基本的な使い方」を、しつこい汚れには特別なアプローチを試してみましょう。
また、この洗剤が使用できるものと使用できないものについても紹介しますので、使い始める前にぜひチェックしてください。
基本的な使用法
まず、万能洗剤の基本的な使用法を紹介します。
1. 汚れている部分に直接スプレーする
2. 雑巾や布で汚れを拭き取る
※ 汚れが強固な場合は、スプレーした後数分待つ
この洗剤の基本的な使用法は、たったの2ステップで完結します。スプレーすれば適量の泡が出て、すぐに掃除ができるので、とても便利です。
「スプレーしてサッと拭く」だけで、掃除が完了するので、子育てで忙しい時にも大変助かります。
しつこい汚れには特別な対処法
続いて、しつこい汚れに対応する特別な方法「パック法」の使い方をご紹介します。
「パック法」とは、フェイスパックのように汚れの部分にキッチンペーパーなどを貼り付け、洗剤を密着させて汚れを取りやすくする方法です。
1. 汚れのある箇所にスプレーする
2. その上にキッチンペーパーやティッシュペーパーを貼り付ける
3. しばらくの間放置する
4. 貼り付けたペーパーを取り除き、雑巾や布で拭き取る
この方法は、通常の使い方では落ちにくいしつこい汚れに有効です。
ウマタロクリーナーの使用範囲と制限
ウマタロクリーナーが使用できる部位は以下のとおりです。
キッチン/換気扇/レンジ周り/浴室/トイレ/洗面所/鏡/窓ガラスやアルミサッシ/水拭き可能な壁紙や床/水拭き可能な家具/水拭き可能なプラスチック製品 など
キッチンやトイレなど、複数の専用洗剤を準備する必要がなくなり、収納スペースも節約できます。ただし、以下に示す通り、使用できない素材やアイテムも存在します。
水拭き不適合な家具、床、壁紙/天然の石材(大理石など)/塗装品(漆など)/銀製品/自動車/革製品/液晶・プラズマディスプレイの表面 など
これらの素材に使用すると、シミや塗装の損傷を引き起こす可能性があります。ウマタロクリーナーを使用する際は、「どんなものにでも使える」と思わず、上記のリストに注意してください。
また、素材によっては洗剤が合わない場合もあるため、大事なアイテムに使用する前に目立たない場所で試すことをおすすめします。
これらの情報を理解し、適切に使用すれば、家中を効率的に清潔に保つことができます。