今回は、球体関節人形作家である堀佳子さん
について注目していきます。
堀さんの作る人形は、まるで生きた人の表情
のようにリアルだそうですが、どんな作品な
のでしょうか。
また気になる値段や評判は?
堀さんが開催されている個展や人形教室など
の情報についても詳しく調べていきます。
堀佳子さんのプロフィール
堀 佳子(ほり よしこ)
年齢:54歳(2017年8月13日時点)
出身地:岡山県岡山市
堀さんは、1987年より人形作家の吉田良さん
や本城光太郎さん、彫刻作家の武田譲さんに
師事し、人形制作に関わるようになります。
「里歩」という名前でも活動されている
ようですね。
本もいくつか出版されていますよ。
う~~ん、表紙を見ただけでも、堀さんの
作品の完成度の高さやリアリティが伝わっ
てくるってのが凄いですねぇ。
堀さんが主に作っていたのは、球体関節人形
といわれるもの。
球体関節人形とは、関節部分が球体によって
作られ、自在なポーズをとらせることができ
る人形のことを総称しています。
ドイツのハンス・ベルメールという人形作家
の作品が日本に紹介されてから、日本でも
同様の人形を作る作家が急増したのだとか。
その中の1人である、吉田良さんの元で堀さ
んは修行されたわけですね。
ちなみに、吉田良さんの作品は

http://pygmalion.mda.or.jp/yosida/yosida3.html
本庄光太郎さんの作品

出典:http://www.angel-dolls.com/news/2006/20060312honjo/main.html
なるほど… なんとなくですが、堀さん
が師匠である吉田さんや本城さんの影響
を受けていらっしゃることも、これらの
作品の写真から伝わってきます。
作品の値段や評判は?
さて、堀さんが手がけた作品の評判や値段
ってどのくらいなのか気になるところです。
堀さんの作品については、人の温もりや
感触まで伝わってくる独特の生命感がみ
なぎり、吸い込まれそうな魔力を感じる
など、ネット上での評価は高いようです。
値段については、実際いくらで取引されて
いたのか情報がありませんでしたが、等身
大のものだと、1体30万円はくだらない金
額であったものと思われます。
球体関節型人形の相場としては、大きさに
もよりますが、特に有名な人の作品でなけ
れば、40cm前後で3~6万円ほどで販売
されているようですね。
個展や人形教室について
堀さんは個展や人形教室などは開催され
ているのでしょうか。
公式サイトを見ると、現在癌の治療に専念
されており、人形制作の方は活動休止され
ているようです。
1994年にはじめて倉敷市美術館に個展を
開催されてからは、翌年にはイタリア・
ミラノ展開催。
その後は東京銀座三越美術ギャラリーに
も個展を開催されるほか、全国各地にて
数々の個展や出品をされています。
また、人形教室については、地元の倉敷
にアトリエ教室を開き、毎月2回2時間
半のレッスンをされていたようです。
Skypeによるスクールも開催されていた
ようですが、現在はガンの治療ということ
で休止中ですね。
まとめ
今回は、間接球体人形作家の堀佳子さんに
ついて書いてきました。
最後までお読みくださってありがとうございました。