今回は、沖縄の石垣島名物”オニササ”をご紹介していきます。
オニササとはどんな食べ物なの?
東京でも買えるお店はあるの?
お店の場所や値段など気になる情報についてお伝えしていきたいと思います。
オニササとは?
オニササとは、おにぎりとささみのフライを一緒に食べる、沖縄県石垣島のB級グルメです。\
石垣島のスーパーマーケット「知念商会」が販売を始めたのがきっかけで各地に広まり、
現在では1日1,000個は売れていくヒット商品になっています。
知念商会は、オーナーの知念秀子さんが経営する沖縄の小さなスーパーマーケットで、場所は以下のGoogle Mapをご参照ください。
まだオープンして間もない昭和56年頃、育児で忙しかった知念さんが、セルフでお惣菜を並べたところ、地元の高校生がフライとおにぎりをくっつけて食べ始めたのがきっかけです。
フライの中でも安くてヘルシーで人気だったのがささみフライ。
つまり、オニササとは、おにぎりの「オニ」とささみフライの「ササ」をくっつけてオニササと呼ばれるようになったのです。
筆者は、笹の葉で包まれた鬼のような食べ物?を想像していたのですが…
全然違ってましたね。笑
「オニササ」は口コミでいつの間にか評判をよんで、沖縄県民には欠かせない人気なソウルフードになっていきました。
現在、知念商会さんでは、カレーコロッケ、唐揚げ、ポークフライなど揚げ物も常時30種類ほどあり、おにぎりの方もふりかけ、炊き込みご飯、梅しその3種類から選べるのだそうです。
とてもシンプルですが、聴いているだけでよだれが出てきそうですね。
食べ方や買い方について
さてさて、オニササのことはよく分かりましたが、石垣島の方はどんな風にして食べているのでしょうか?
また、知念商会でしか買えないのでしょうか?
実は、沖縄のコンビニでは普通に売られているそうですが、沖縄県民の方は自宅で作るのが常識なんだそうです。
作り方は簡単そうにみえてコツがあるようです。
実際に石垣県民の方から聞いた「オニササの正しい作り方」についてご紹介します。
- ササミフライをビニール袋に入れます。
- ウースターソースやマヨネーズなど好きなものを中にかけます。
- おにぎりをビニール袋に入れます。(最初にササミフライと同時に入れてもOK)
- ビニール袋ごとおにぎりを潰してササミフライに押しつけます。
- ひとつの塊にして食べやすいよう形を整えます。
ちょうど分かりやすい動画もUPされていたので、ご紹介しますね。
東京で買えるお店と値段は?
東京で買えるお店はないかと探してみたところ、沖縄料理店はたくさんあるのですが、オニササが食べられるところを特定することができませんでした。
ちなみに、本場の知念商会では、おにぎり1個60円、ささみフライは1個140円ですので、200円あれば買うことができます。
ただし、オニササがそのまま売られているのではなく、お店の中で自分で作るんですね。
それでしたら、東京のスーパーでささみフライとおにぎりさえ買えば自宅でもできそうです。
まとめ
今回は、沖縄県石垣島のソウルフードであるオニササについて書いてきました。
以前、人気テレビ番組『ケンミンショー』や『サラメシ』でもオニササが取り上げられていました。
素材は、たいがいのスーパーで手に入るおにぎりとささみフライの2つのみ。ビニール袋を準備して、ご家庭にあるソースやマヨネーズをお好みでトッピング。
是非、おやつや朝ごはん、お弁当に1品作ってみてはいかがでしょうか。