東京オリンピックで金メダル確実と期待されるバドミントン男子(世界ランキング1位)の桃田賢斗選手が交通事故で怪我をしたとの速報が飛び込んできました。
怪我の状況や容態によってはオリンピック出場への影響が心配されます。
現在分かっている情報について調べてみました。
桃田賢斗選手の怪我状況やオリンピック出場への影響
桃田賢斗さんが交通事故に遭われたのは、マレーシアの首都クアランブール近郊の高速道路。
現地時間の午前5時過ぎ(日本時間では午前6時過ぎ)頃、宿泊先の大会ホテルからクアランブール国際空港へ車で移動する途中に衝突事故に巻き込まれてしまいました。
地元の消防局によると、運転手は死亡し、同乗していた桃田選手を含む3人は命に別条はなく、病院に搬送されて検査・治療を受けているとのことです。
日本バドミントン協会の公表によると、桃田賢斗選手の他に同乗していたのは、
平山 優 (ひらやま ゆう)コーチ: 日本ユニシス株式会社 社員
森本 哲史 (もりもと あきふみ)さん: 株式会社UDN SPORTS 所属
桃田選手の怪我の状況について、現地の英字紙THE・STARが次のように報じています。
- 鼻の骨折
- 頬骨の骨折
- 唇を縫合する怪我
桃田選手は1月12日にマレーシア・マスターズに出場し、デンマークのビクトル・アクセルセン選手を決勝で下し(2-0)、オリンピックイヤーの国際大会初戦を優勝で飾ったことが報じられたばかりです。
1月14日からは、インドネシア・マスターズ男子シングルスへ出場する予定でしたが、下肢の炎症のため欠場することが、日本バドミントン協会から公表されました。
東京オリンピックでは金メダル確実と言われているだけに、怪我の影響が気になります。
オリンピック開催まではまだ時間もありますし出場までには完治するのではないかと推測されますが、現在も検査及び治療を受けているとのことですので予断を許さない状況です。
事故の状況や原因について

出典:ハリアンメトロ紙
現地紙「ハリアン・メトロ」電子版によると、桃田選手らが乗るバンがトラックの後方に衝突して消防隊が救助に向かいました。
到着時にバンの運転手は運転席に閉じ込められた状態であり、現場で死亡が確認されました。
桃田選手、平田選手、スタッフの森本さんの他、世界バドミントン連盟のウィリアム・トーマス氏(イングランド)も同乗しており、現地のプトラジャヤ病院に搬送されて治療を受けています。
現地報道によると、4人は落ち着いた状態であるとのことです。
事故発生の原因はまだ捜査中で明らかになっていませんが、画像を確認すると玉突き事故に巻き込まれたか、運転手の不注意によりトラック後方に突っ込んでしまった状況が推測されます。
4人の無事を心よりお祈り申し上げます。
新しい情報が入り次第 改めて追記させていただきます。