元タカラジェンヌでLGBTの活動家
として知られる東小雪さんと会社経営
者の増田裕子さんが離婚されるとの
報道がありました。
お二人の経歴や出会い(馴れ初め)に
ついてや父母などの家族について
子供はいらっしゃるのでしょうか?
また、このたび離婚された理由について
など、気になる話題に迫っていきたいと
思います。
東小雪さんのプロフィール

出典:http://wol.nikkeibp.co.jp
まずは、東さんのプロフィールからです。
東 小雪(ひがし こゆき)
生年月日:1985年2月1日
年齢:35歳(執筆時点)
出身地:石川県金沢市
学歴:北陸学院中学校・高等学校→宝塚音楽学校
(出典:Wikipedia)
東さんは、2005年に第91期生として宝塚
歌劇団に入団し、あうら真輝という男役
で花組デビューを飾ります。
しかし、花組に配属されて一作目の公演
開始後2週間で病気降板し、復帰できない
まま2006年に退団。
2010年秋 本名の東小雪でLGBT支援活動を開始。
レズビアンであることをカミングアウト。2011年3月 「ピアフレンズ for girls※」の立ち上げに参加。
※10代の女の子が好きな女の子のための友達作りイベント2011年12月 「レインボー金沢※」を立ち上げ2013年4月まで代表を務める。
※金沢市とその近郊に暮らす、セクシャル・マイノのための団体(出典:Wikipedia)
現在は、テレビ、ラジオ出演、公演、
執筆などマルチに活躍されており、
増原さんが経営する会社のスタッフと
してLGBTの支援活動も積極的にされています。
増原裕子さんのプロフィール

出典:https://twitter.com/ataeru_onna
続いて、増原さんのプロフィールです。
増原 裕子(ますはら ひろこ)
生年月日:1977年12月27日
年齢:43歳(執筆時点)
出身地:神奈川県横浜市
学歴:慶應大学文学部→慶應義塾大学大学院卒
株式会社トロワ・クルール代表取締役
増原さんは、ジュネーブ公館、会計事務所
IT会社の勤務を経て独立起業します。
現在は、株式会社トロワ・クルールの
代表取締役としてダイバーシティ経営
におけるLGBT支援活動を手がける傍ら、
経営者、管理職、人事担当者、営業職、
労働組合員等を対象とするLGBT研修
を多数行っています。
【追記】
このたび、勝間和代さんが増原さんとの同棲し
交際中であることをカミングアウトされましたね。
こちらの記事も是非ご参照ください。
増原裕子と勝間和代の馴れ初めや挙式は?元夫との離婚歴も!
父母や子供は?

出典:https://www.instagram.com/
東さんの両親は、ナレーション事務所を
経営し、父親は地元金沢の演劇活動の中心
人物として活躍されていました。
周りからの信頼も厚く、度々地元紙にも
取り上げられるほどの人格者。
しかし、東さんは3歳の時から中学2年に
なるまで、父親から性的虐待を受けていた
のだといいます。
さらに驚くべきことには、側にいたはずの
母親は全く助けてくれることはなかったのだと。
小雪さんは、やがて不登校になり、拒食症、
視野狭窄や難聴を患うように…
20代半ばからPTSDの症状で苦しみ続け、
精神科に入退院、自殺未遂を繰り返す
ようになります。
憧れの宝塚歌劇団に入団してすぐに
退団されたのも、性的虐待の後遺症
によるものだったのですね。
後に、岩本令子さんというセラピスト
に出会い、催眠療法を受けることで
社会復帰しました。
2014年には、性的虐待を受けてきた
辛い過去を赤裸々に告白した本も出版。
馴れ初め&離婚理由や子供は?
2013年3月、東さんと増原さんは、東京
ディズニーシーで同性結婚式を挙げて
話題になりました。
お2人の馴れ初めは、2011年春のLGBT
シンポジウムがきっかけなんだとか。
トークイベントのゲストとして東さんが
招かれ、増原さんはスタッフとして参加。
2人の交際がスタートし、同居するように
なります。
日本のディズニーリゾートで同性挙式を
した最初のカップルとなり、
また、2015年11月5日、パートナーシップ
証明書の第一号を受理されます。
しかし、2017年12月25日にパートナー解消
に伴い証明書を返還。
事実上の離婚ということになりました。
離婚理由については名言されていませんが、
お互いの価値観の違いに伴うすれ違いが
原因と見られています。
東さんの公式ブログに離婚の経緯が詳細
に書かれていますのでご参照ください。
尚、お二人には結局子供はできなかった
ようです。
といっても、女性同士なので普通には
子供ができないのですが、こんな本も
出版されています。
一時は真剣に2人の子供を授かりたい
と考えていたようですね。
う~ん、この本はとても考えさせられますねぇ。
子供がほしいという母性の本能を否定
することはできませんが、実際子供の
立場で考えると、お父さんがいなくて
お母さんが2人?
でも、LGBTの方が子供を授かりたいと
いう気持ちもわかるし、子供がどう思う
かを考えたら答えが出ない問題ですよね。
これは、男女間であっても子供ができない
場合に精子バンクや体外受精という手段
を使って子供を作った場合、そのことを
認知した子供がどう思うのか?
本質的には変わらない気がするのですが、
筆者の中でも答えは出ません。
まとめ
今回は、離婚を発表された東小雪さんと
増原裕子さんについて書いてきました。
価値観のズレによる離婚というのは、
何も男女間だけでなく、同性婚だから
特別なことではありません。
お2人はこれからも親友として、大切
に思い尊重し合える関係として、
引き続きLGBT支援活動について力を
合わせて歩んでいくとおっしゃっています。
東さんと増原さんにとって幸せな人生を
歩んでいただければと思います。
今回も最後までお読みくださって
本当にありがとうございました。