大動脈剥離(鶴ひろみさん死因)の症状や痛みは?前兆や原因を調査!

声優の鶴ひろみさんの死因が大動脈剥離

であったことが報道されました。

鶴ひろみさんが運転中に急に襲われた

大動脈剥離とはどんな病気なのでしょうか?

大動脈解離との違いは?

その症状や痛みは?

前兆はあるのでしょうか?

病気にかかる原因についてや予防策、

かかってしまった時の治療法などに

ついてもみていきましょう。

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大動脈剥離とは?

大動脈剥離というのは、どうやら医学的

な病名ではないようですね。

正式には大動脈解離のことを示している

と思われます。

お釈迦に説法かもしれませんが…

おさらいすると、

大動脈とは、胸部から腹部にかけて位置

しており、人間の体内では最も太い血管

となります。

胸部では直径20~30mm、腹部では、

15~20mmもあるんですね。

大動脈は、心臓の左心室を出てから

まずは上昇していき(上行大動脈

背中側へ逆U字型に曲がって(大動脈弓

下降していきます。(下行大動脈)

図で見ると、とてもわかり易いですよ。

出典:http://www.mdtendovascular.com/aorta/aorta.html

それだけ大量の血液を送り出す働きを

しているので、簡単に破れないよう、

内側から内膜・中膜・外膜の三層構造

となっています。

出典:https://www.saiseikai.or.jp/

大動脈解離とは、中膜に亀裂が入って

裂けてしまい、血流が2つに分かれて

しまう状態のことを示します。

そして、大動脈解離には部位によって、

2種類あります。

まず、上行大動脈(心臓を出てすぐの大動脈)

から発生するタイプがスタンフォードA型

大動脈弓部を経て、背中の大動脈(下行大動脈

から発生するタイプをスタンフォードB型

いいます。

出典:http://www.omichikai.or.jp/

いずれにしても、内膜から中膜、外膜へと

順に剥がしていくものなので、大動脈剥離

(はくり)という言葉の方が、私たちには

イメージしやすいかもしれませんね。

症状や痛みは?

症状としては、大動脈の部位にもよる

そうですが、胸や背中などに突然の激痛

が走ります。

手足の動脈への血流も悪くなるため、

痛みが手足に及ぶこともあるのだとか。

体内で最も重要かつ太い血管が、内側から

ビリビリと引き裂かれるわけですから、

その痛みは筆舌に尽くしがたいものである

ことは容易に想像できます。

前兆は?

残念ながら、大動脈解離にはほぼ前兆が

無く、突然発症するのが特徴です。

そういえば、今年7月に俳優の中嶋しゅう

さんが、舞台上演中に突然倒れて搬送され

るもお亡くなりになられたのも、死因は

急性大動脈解離でした。

昨年年2月に大阪・梅田の繁華街で、乗用車

を運転中の男性が、突然にアクセルをふかし

次々と歩行者をはねて自身も亡くなるという

事故が発生。

この男性の死因も大動脈解離と診断されました。

前兆がないというのでは、防ぎようがないのか?

発症する原因はあるのでしょうか?

原因は?

大動脈の内膜になぜ亀裂が入るのか?

については、不明な点も多いようですが、

発症者の約7割は高血圧であるとも言われて

います。

高血圧や血管の障害につながる原因とも

される、飲酒・喫煙、過度のストレス、

乱れた食生活など、いわゆる生活習慣が

深く関係していることは間違いないですね。

予防策や治療法について

以上のことから、予防策としては、当然

ながら、飲酒・喫煙、暴飲暴食などを控え

生活習慣を整えておくことが最も有効で

あるといえます。

これは、大動脈解離に関わらず、血管の

障害に関わる全ての病気を防ぐ最善の

方法ですね。

ちなみに、大動脈解離の発症年齢は、

60~70代が最も多く、男女比でいうと

およそ3:1で男性の発症リスクが高い

ようです。

このデータからも、仕事上でストレスを

抱えやすく、飲酒・喫煙など悪い生活習慣

に陥る可能性が高いことを物語ってます。

では、実際にかかってしまった場合の

治療法はあるの?

さきほど説明したA型とB型で治療方法も

違ってくるようです。

A型の場合は、解離した箇所を人工血管に

置き換える緊急手術を行い

B型の場合は、基本手術は行わずに薬に

よる治療を行い、長期にかけて安定させる

方法をとります。

そして、最近は治療法も進化し、カテーテル

(医療用に使われる人口の柔らかい管)を

用いたステントグラフト治療が導入され、

大動脈解離の瘤化・破裂を防ぐことができる

ようになっているのだとか。

ステントグラフト治療については、

こちらのサイトに詳しく書かれていますので

是非ご参照くださいませ。

大動脈解離の治療・手術

まとめ

さて、今回は大動脈解離(剥離)という病気

にクローズアップしてきました。

調べれば調べるほど、絶対になりたくないし

怖い病気であることが分かりましたが、

一方で、治療法も進化し、治る確率も高く

なっていることが救いと感じました。

ただ、このたびの鶴ひろみさんのような

高速道路の運転中に突然発症した場合は

緊急搬送されることも困難ですし、

よく、大事故につながらなかったと

思われる方も多いと思います。

激しい痛みに襲われながらも、ハザード

ランプを付けて中央分離帯に車を寄せる

など、最期の最期まで周りに配慮して

冷静さを保とうとした様子が伺われます。

大動脈解離などの病気を予防するため、

まずは、生活習慣を見直していきましょう。

過度なストレスを抱えている人も、

飲酒・喫煙・暴飲暴食は避けて、運動

するなど、何か一つでも改善していく

きっかけになればと思います。

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