もしも地震が起きてしまった時の対策

首都直下型地震の対策

以前あるテレビ番組で、首都直下型地震の対策について

かなり具体的に説明されていたので少しシェアします。

まずは、防災科学技術研究所で行われた興味深い実験の紹介です。

超高層ビルの約3分の1サイズで鉄骨の骨組みだけの模型を作り、
南海トラフ型地震の約4倍を想定して 揺らす実験を行っていました。

するとどうでしょう。。
鉄骨がミシミシときしみはじめ、
耐え切れずにものすごい音とともに柱が根元で折れてしまっていました。

実際には壁パネルやガラスが先に崩落したり、
もっと周りは危険な状況になるのでしょうが、
骨組み自体は何とか崩れずに中にいる人命を守る
という最大の目的は果たせることも実験で分かりました。

超高層ビルは、建物固有の周期が長いので、
地震の揺れに共鳴し、増幅されてかなり横揺れが大きくなるのが特徴です。

ブランコに乗ってこぐと、次第に揺れが増幅していくのと同じイメージです。
窓からの景色が1m以上左右に揺れるとさすがに焦ると思いますが、
まずは絶対に建物は崩壊しないと認識して落ち着いて行動することですね。

防災においても 日頃からシミュレーションしておくと、
いざというときに 冷静に判断し行動できます。

2次災害の被害について

首都直下型大地震で怖いのは、2次災害の火災による被害です。

想定では、M7級クラスの地震による死者が2万人3千人になると言われていますが、
その多くは 火災によると想定されています。

火災の原因として、通電火災とよばれるものがあります。
地震による停電が復旧した際に、
家具の下敷きで断線した電源コードあるいはストーブなどの暖房機器によって
衣類、紙類等が発火してしまう現象です。

これを防止するには、地震による停電が発生したらブレーカーを落としておくことです。

首都東京では木造家屋密集地帯が多くあり、
延焼によって被害が拡大すると言われています。
つまり自分がいくら気をつけても、
隣に火が回れば延焼から免れられないという現実があるわけです。

お金はかかるかもしれませんが、
外壁やガラスが耐火仕様になってないようなら、
対策工事をしておくことをおすすめします。

また、火災が起きたら公園やグランドなど広い所に逃げればよいと考えてしまいますが、
大火災が発生すると、風が原因で発生する「火災旋風」に焼きつくされてしまうリスクもあります。

じゃあどうすればいいんだって話ですが、
お金を稼いで地下に核シェルターを作るしかないんじゃないかと思います。

それは冗談としても、以上のリスクをふまえて日頃からシミュレーションしておくと、
いざという時に冷静に行動できるはずです。

帰宅難民にならないために

首都直下型地震が起きてしまった際に必ず2次的に起こるのが交通網の麻痺です。

東日本大震災でも多くの帰宅難民が出ました。
その時々の状況にもよりますが、安全な避難場所が確保できれば、
無理に帰宅せずに宿泊することが賢明です。

大地震後に外でうろうろするのは、余震・火災などによる身の危険が満載なので、
安全な避難場所で心身ともに休息をとるほうがいいわけです。

万が一車を乗っていて大渋滞に巻き込まれてしまったら、
まずその日のうちに家に帰れる可能性は低いです。

側道沿いの邪魔にならない箇所に停車してそこで身体を休息させるか、
キーをつけたまま側道沿いに車を乗り捨てて
安全な場所に歩いて避難することをおすすめします。

車を盗まれるリスクはありますが、背に腹は変えられません。
安全な場所に身を移すことが最優先事項です。

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